後日談：サルでもできる留学：SSブログ

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つい先日のことです。夫と話していて、義父母とのフランス旅行の話題になった時に、ふと気になったので旅の記憶として思いつくものを３つ挙げてもらったところ、次のような答えになりました。

１．帽子をオリジナルに被っていたおやじがフランス人に「ナポレオン」と言われたこと。

２．ノートルダム寺院の塔に自分以外の3人が上っている間、広場のベンチに寝転がって腰を伸ばしていたら、鳩にのぼられたこと。

３．セーヌ川クルーズディナーで出た前菜のサーモンマリネが、鼻がもげるくらい生臭かったこと。

そうだね、たしかに言われてたよね。
そうだね、たしかにジーンズにトリの足跡がついてたよね。
そうなんだ、それは私食べてないから分からなかったや。

って、そうではなく>_<（ノリつっこみ風に）。

どういうわけだか彼は記憶力が非常に悪いか、ツボがおかしいのかのどちらかで、「そこかい！」とつっこみたくなるような変なことばかり覚えているのです。

そりゃ彼にとってはどこも初めて行く場所ではなかったかもしれませんが、今回のフランス旅行は、パリおよびその周辺を見る旅としてはかなり盛りだくさんのはず。

それなのに彼の頭の中の消しゴムがそそくさとそれを消していくと思うと悲しいのですが（少なくともハトの足跡以上のものを見ただろうと思うのですが…）、幸いなことに、義父母はそうではないようで（特に義母）、ふとした拍子に未だにこの時の話が出たりします。

団体旅行と違って移動は自力でしたし、夕食は5時からで就寝は9時、お風呂は絶対夜という義父母には、まともなレストランは20時からしか開いておらず、一皿食べ終わらないと次が出てこない上に、夕食が終われば23時すぎという国は大変なこともあったと思います。でもそういう苦労（？）も振り返ればいい思い出…となっているといいなと思います。

モンサンに行った翌日に、義父母とのフランス旅は終わりました。

モンサンの夜にマドレーヌ寺院、翌日午前中にはオペラ座とギャルラファに行ったのですが、その話はまた機会があればということにさせていただいて、次回からは実の両親との親子旅について書きたいと思います。